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任意整理中でも借りれる極甘審査ファイナンス利用する危険性と他の金策

任意整理中でも借りれる極甘審査ファイナンス利用する危険性と他の金策
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任意整理中の人は信用情報機関に任意整理の記録が残っているため、通常の金融機関からお金を借りるのは、とても難しいでしょう。結論から言うと任意整理中の状態で借りられる”まともな貸金業者”はいないと思った方が良いです。

「任意整理中でも借りれる極甘審査ファイナンス」という言葉が一人歩きしていますが、この言葉を使って集客している紹介サイトや広告の実態は、(1)どんなユーザーも問い合わせに繋げたいアフィリエイター(広告主)、(2)貸金業法に違反している闇金がほとんどです。

任意整理中でお金がなく、「返済が間に合わない」、「担当事務所に辞任されてしまった」という人は、新たにお金を借りてその場しのぎをするのではなく、

  • もう一度任意整理をして返済を停止し、さらに減額する
  • 個人再生手続きをして元金を一気に減らす
  • 自己破産して借金そのものをなくす

上記のいずれかを選ばないと最終的に闇金に手を出し、財産はもちろん、仕事や家族、知人さえも失う状況に追い込まれる可能性が高くなります。

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目次

任意整理中でも借りれる極甘審査ファイナンスとは

「極甘審査ファイナンス」の実態

「極甘審査ファイナンス」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。でも、実はこれは誇大広告であることが多いです。本当に審査が甘い融資なんて、実際にはほとんど存在しません。

なぜなら、貸金業法という法律によって、貸金業者は借り手の返済能力を必ず確認しなければならないと定められているからです。つまり、どんな会社でも、お金を貸す前にはちゃんと審査をしなければいけないんです。 「極甘審査」と言っているところの多くは、実は高金利でお金を貸す中小の消費者金融や、悪質な場合は違法な闇金融業者であることがあります。

貸金業の許可が降りていない闇金業者は任意整理中の人を狙って、法定金利よりも高い金利でお金を貸そうとすることがあります。また、その取り立ては異常性が高いです。そもそも任意整理中に借りること自体おかしな状況ではありますが、金利や返済条件をよく確認し、おかしいと思ったら借りるのを止めましょう。

闇金業者に対して過払い金請求をしても返金されないことがほとんどです。

極甘審査ファイナンスに隠れる闇金の見分け方

任意整理中にお金を借りようとすると、闇金(ヤミ金)の誘惑にかかりやすくなります。しかし、闇金は絶対に利用してはいけません

闇金を見分けるポイント1

まずは、貸金業登録番号を確認しましょう。正規の貸金業者は必ずこの番号を持っています。例えば「(1)東京都知事第12345号」のような形式です。この番号がない、または確認できない業者は闇金の可能性が高いです。

闇金を見分けるポイント2

次に、金利を確認します。法律で定められた上限(年20%)を超える金利を提示する業者は違法です。「利息0円」「金利0%」といった、あり得ないほど有利な条件を提示する業者も要注意です。

闇金を見分けるポイント3

広告や勧誘の方法も重要なポイントです。例えば、以下のような特徴がある場合は闇金の可能性が高いです

  • 「今すぐ融資」「誰でも借りられる」などの誇大広告
  • XなどのSNSでの配布企画やDMでの勧誘
  • 個人情報の提供を強要する

闇金を見分けるポイント4

最悪、借りる選択まで迫ってしまった場合、契約書の内容は必ずチェックしましょう。正規の業者は詳細な契約書を用意します。契約書がない、または内容が不明確な場合は闇金の可能性があります。

闇金を利用するリスク

闇金を利用すると、とても危険で深刻な問題に巻き込まれる可能性があります。まず、法外な高金利(年20%以上)が大きな問題です。

例えば、10万円借りて1か月後に20万円返済を求められるケースもあります。こんな高金利では、借りた額よりもはるかに多くのお金を返さなければならなくなります。 さらに怖いのが違法な取り立てです。闇金は法律を守らないので、暴力的な取り立てをしてきたり、深夜に何度も電話をかけてきたりします。中には、家族や職場に借金のことをバラすと脅してくる業者もいます。 また、闇金は個人情報を悪用することがあります。

任意整理中にどうしても借り入れしたい場合の対処方法

2回目の任意整理で再和解する

任意整理は利息をカットしたり、返済回数を増やすことで毎月の返済負担を減らすことができる手続きですが、任意整理は2回、3回と交渉をすることができます。

1回目の任意整理よりも条件が厳しくなるケースもありますが、依頼する事務所を変えることで、1回目以上に返済額を減らすことができる場合があります。再和解することで新たな借り入れ(緊急的なお金の準備)をしなくて良くなる可能性があります。

したがって、極甘審査ファイナンスのような怪しい貸金業者にあたるよりも、再和解に強い弁護士や司法書士の無料相談を活用するべきです。最短で借金問題を解決することも可能です。

2回目の債務整理なら

任意整理以外の手続きをする

任意整理をしても返済ができない、お金が必要になる状況下にある人はそもそも任意整理が適していなかった可能性もあります。任意整理は利息分しかカットできませんが、個人再生なら最大で90%の元金も減らすことができるので借金の返済負担を限りなく減らすことができます。

また、自己破産手続きなら借金そのものをなくすことができるので新たな借り入れをする必要がなくなります。自己破産をしても家族名義のものは残せたり、生活に必要な財産を残すことができるので、借金を重ねるよりも破産してしまった方が良いケースもあります。

公的支援制度の活用

任意整理中に資金が必要になった時、公的な支援制度を活用することも有効な対策の一つです。これらの制度は、新たな借入れを避けつつ、一時的な資金難を乗り越えるのに役立ちます。 主な公的支援制度には以下のようなものがあります。

  1. 生活福祉資金貸付制度
    • 低所得者や障害者などを対象とした低利子または無利子の貸付制度
  2. 住居確保給付金
    • 家賃の支払いが困難な人向けの給付金
  3. 総合支援資金
    • 失業者などに対する生活再建のための貸付制度
  4. 緊急小口資金
    • 緊急かつ一時的に生計の維持が困難になった場合の少額貸付
    • 例えば、緊急小口資金なら、最大で10万円(特例で20万円)まで無利子で借りられる可能性があります。

これらの制度を利用する際は、各自治体の社会福祉協議会や生活困窮者自立支援制度の相談窓口に問い合わせるのがよいでしょう。担当者に状況を説明し、最適な支援を受けられるよう相談してください。

公的支援制度は、民間の金融機関とは異なり、任意整理中でも利用できる可能性が高いです。また、低利子や無利子なので、返済の負担も比較的軽くなります。ただし、審査があるので、全ての人が利用できるわけではありません。 新たな借入れを避けつつ資金を確保する方法として、これらの制度の活用を検討してみてください。

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